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レコードが教義、音楽宗教団体『YAHOWA13』

今回は特異な音楽宗教団体、YAHOWA13をご紹介。
バックストーリーやレア度だけではなく、音楽の内容そのものが素晴らしいので是非。


YAHOWA13とは...

 『サマー・オブ・ラヴ』の爆心地でもあるカリフォルニア州で生まれた導師Father Yod率いるYAHOWA13。
 導師Father Yod (本名:James Baker)の手により生まれた宗教団体『THE SOURCE FAMILY』の中で形成された一連のバンドの内のひとつであり、便宜的な総称でもあるYAHOWA13は、多くの他宗教団体と隔てる最も特異な点として、『音楽宗教』として存在していたことが挙げられる。
 聖書のように教義を紙に記すわけではなく、多くのバンドを組織し教義をレコードに刻み込む。そうして刻まれた教義=音楽は信者にのみ配布され、250人に及ぶ多くの信徒を獲得していった。その中には共感を得たミュージシャンも参加しており、その一人としてSEEDSのSky Saxsonが居たことも、大きな着眼点のひとつであろう。

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■FATHER YOD & THE SPIRIT- / KOHOUTEK
【プレス国】US 【レーベル】 PRIVATE
【規格番号】 HIGHERKEY10 【状態】 SS/SS 
【価格】SOLD OUT

奇跡のシールド未開封の教義!!

菜食や動物愛護、愛と平和を説くファーザー・ヨッドを中心に1960年代のカリフォルニアで誕生した音楽宗教団体ヤホワ13。教義をペンと紙で残さず、語り継ぐに使用したものはレコード。'73年作。米初版、ファーザーの教義をダイレクトに聴取可能な奇跡のシールド未開封品!!大推薦盤!!


 
 

■YA HO WA 13 / SAVAGE SONS OF YA HO WA

【プレス国】US 【レーベル】 PRIVATE
【規格番号】 3306 【状態】 SS/SS 
【価格】SOLD OUT

奇跡のシールド未開封の教義!!

菜食や動物愛護、愛と平和を説くファーザー・ヨッドを中心に1960年代のカリフォルニアで誕生した音楽宗教団体ヤホワ13。教義をペンと紙で残さず、語り継ぐに使用したものはレコード。'74年作。米初版、ファーザーの教義をダイレクトに聴取可能な奇跡のシールド未開封品!!大推薦盤!!


▼▼参考にどうぞ▼▼
 

宗教とサイケデリア (ガイド本『PSYCHEDELIC MOODS』より抜粋)

 人は太古の昔から何かを信じ敬い畏れ、そうして形作られた『宗教』は今なお拡張し、例えそれが乱れの因子になろうとも、人は何かに寄り添い生き続けている。そして宗教はその教えを伝播させるため、思想を共有するため、あるいは人を欺くために、その触媒としての音楽と密接な関係を持ち続け、それと同時に触媒であったはずの音楽自体も崇拝の対象へと変容して行った。

 今やゆうに20億を超す教徒を持つ世界宗教となったキリスト教の信者を多く抱えるアメリカは、特に宗教と密接な繋がりを持った音楽が多く生まれた地域のひとつであり、1960年代後半、反ベトナム戦争の時流から発生したヒッピー・カルチャー、そこに包括されるドラッグ・カルチャー、そしてそのムーヴメントとしての『サマー・オブ・ラヴ』の影響下の中から生まれたサイケデリック・ミュージックとも必然のごとく呼応し、宗教との互助関係を築き上げてきた。特にヒッピーの持つ自然回帰の思想と宗教は良く馴染み、そしてそれはやがて所謂クリスチャン・サイケやコミューン・サイケと呼ばれるものが生み出されてきた。

 1960年代後半から1970年代初頭にかけてのアメリカでは、僅かながらオーバーグラウンドにも滲み出る様に表面化したクリスチャン・サイケだが、その多くはあくまで己の贖罪的意味合いを持つものや自身の信仰心を示す私的なものであり、あるいはドラックを介在とした自己沈殿が生み出す特異なサウンドによりある種の教義の曲解を図るカルト的存在であった。
 それが故、数十枚から数百枚プレスといった規模の自主制作盤という形で膨大な作品が残されており、CDやレコードによるリイシュー作業が爆発的なスピードで進行して行く現在でもなお、その大部分の作品(その内容はどうであれ)は製作者の地下室の倉庫やクローゼットの奥底に、あるいはある特権的サイケ・コレクターの収集物として、ひっそりと眠り続けている。

 クリスチャン・サイケと一口に言っても 様々な形態及びサウンドを持つが、サイケ愛好家に人気の高いそのごく一例として、AZITIS、SEARCH PARTY、CONCRETE RUBBER BAND等のバンド、Dennis Ryder、Dave Bixby、WINDOWといったソロ・アーティストが挙げられる。彼らの多くは『JESUS』と叫び、聖書の一節を引用し、アートワークに十字架をあしらう等、様々な形で自身の信仰心を一瞥しただけでも認識出来るように示して見せるが、サウンド的には大きな共通点は見出せない。
 ただ、信仰への思い(例えそれが行き過ぎであったり、見せ掛けのブラフであったとしても)を日曜日に教会で聖歌を歌い遂げるのではなく、宗教的テクスチャーを残しつつも、ギターやベース等エレクトリック楽器を用い、さらにはファズやエコー等のエフェクトでサイケデリックに空間を彩り、それが本人の意図するところか否かに関わらず、そこから醸し出される純真さや神聖さが私達の心を捉えて離さない。時代性や地域性を越えて響くその感覚こそが、サイケデリック・ミュージックのひとつの好例としてサイケ愛好家ないし音楽ファンにとって興趣尽きぬ大きな要因でもあるだろう。

 また、サイケデリック・ミュージックは決してキリスト教等、既存宗教とのみ結びついた訳では決してない。1960年代後半から1970年代のアメリカでは独自の宗教観を持ち、自らを導師(グル)として思想を広め、多くの信者と共に共同生活、所謂コミューンを形成し、言わばヒッピー思想のある種の到達点とでも言うべき宗教集団(ないしカルト)が多く生まれ、そこには当然の事ながらドラッグの存在と共に触媒音楽としてのサイケデリック・ミュージックが必要不可欠なものであった。『コミューン・サイケ』と呼ばれるこれらの音楽は、通例のバンド・サウンドとは異なり、集団による唱歌や即興、多種多様な音具の使用、そしてインドを始めとした他民族の宗教・地域の影響が色濃いスピリチュアルなサウンドを持っている。
 その代表例としてまず挙げられるのが、『サマー・オブ・ラヴ』の爆心地でもあるカリフォルニア州で生まれた導師Father Yod率いるYAHOWA13の存在であろう。導師Father Yod (本名:James Baker)の手により生まれた宗教団体『THE SOURCE FAMILY』の中で形成された一連のバンドの内のひとつであり、便宜的な総称でもあるYAHOWA13は、多くの他宗教団体と隔てる最も特異な点として、『音楽宗教』として存在していたことが挙げられる。聖書のように教義を紙に記すわけではなく、多くのバンドを組織し教義をレコードに刻み込む。そうして刻まれた教義=音楽は信者にのみ配布され、250人に及ぶ多くの信徒を獲得していった。その中には共感を得たミュージシャンも参加しており、その一人としてSEEDSのSky Saxsonが居たことも、大きな着眼点のひとつであろう。
 YAHOWA13は『愛と平和』を説き、’75年のFather Yod死後もなお活動を続ける(現在も活動中)純粋な宗教団体であり、決してカルトであったことはない。他にも類似した団体としてZENDIK FARM を設立したZENDIK(Wulf Zendik)や、Stephen Gaskin率いるFARM BAND等、実に多くのコミューン・サイケが存在しているが、無論光あるところに落ちる影有り、同じく音楽を触媒としながらも、それらとは全く対照的な性格を持つCharles Manson率いるカルト集団『FAMILY』の存在も忘れてはならない。
 
 オハイオ州シンシナティで私生児として生まれたCharles Mansonは、『サマー・オブ・ラヴ』が咲き乱れる最中の‘67年、カリフォルニア州サンフランシスコにあるヒッピー発祥の地ヘイト・アシュベリーでカルト集団『FAMILY』を組織している。その後犯した凶悪犯罪の数々はここでは触れないが、彼は若き頃から獄中で歌を歌うビートルズ崇拝者でもあり、BEACH BOYS、特にDennis Wilsonとも交流を持つ、アーティストの端くれでもあった。彼の作った’67年唯一作 「LIE:THE LOVE AND TERROR CULT」は、その凶悪犯としての素顔(それとも善人としてが素顔か)とは対照的に、煙たい靄の向こう側でイノセンスが凝縮されたかのような美しいメロディーを紡いで見せており、その犯した罪とは無関係に、現在でもなお真正アシッド・フォークの好例として愛聴され続けている。
 また、真の意味で社会をドロップアウトしたアウトサイダーCharles Mansonを引き合いに出すまでもなく、サイケという存在自体が音楽の正道を歩んだ、いわば決して健康的なものではなかったが、その行き過ぎた信仰心が期せずしてサイケデリックの様相を成してしまった例としてカナダのクリスチャン・アウトサイダー・バンド、NEW CREATIONも名を挙げておきたい。
 
 NEW CREATIONはバンクーバーで暮らす母子とその友人によって結成されたバンドであり、母は週末には教会に足繁く通う敬虔なクリスチャンであった。その様な母が書き連ねた詩の内容、メロディーは確かにありふれたものかもしれない。ただ、40代も半ばにして曲を書き始めた母、ギターを弾いた事が有る程度の息子、そしてその場に偶然居合わせただけの息子の女友達と、全くの素人の集まりによって作られた、さながらクリスチャン版SHAGGSと言った趣のサウンドは、(どう言う訳か)異様なアンビエンスや過剰なコラージュ等が交じり合い、狂信者さながらの様相を成しており、実に興味深い。
 ここで紹介させてもらった宗教サイケはごく一部にしか過ぎないが、ファズの使用に特徴付けられる、意図的に意識の拡張を促す多くのサイケ一般とはまた異なる、自然発祥的に湧き出る『違和感』に彩られたサウンドを持つ宗教サイケは、サイケデリック・ミュージックとは何なのかという謎を紐解く重要なカギとなり得るものであり、それだけの聴取価値を持つものであるという事を分かって頂ければ幸いである。
 

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